ある意味、テニス求道。 2009年7月、20数年に及ぶ我流からの脱却を図るべくテニス再入門。にもかかわらず、技術修得よりも道具やらスタイルやら、不埒な方向へ関心が向いてしまう不良ビギナーです。テニスをめぐる“偏愛”をこのブログで発散して、本来の求道（ぐどう）を歩みたいという魂胆。

記念すべき初投稿は、本来は入会して半年になるスクールのことから書くべきなのだが、今日行った豊洲のXEBIOのことを書いてみる（このブログで言う「求道」のニュアンスを伝えるべく？）。

渋谷のウィンザーやエディ、846に行くつもりだったが、残業が終わらず一旦は諦め。それでもどうしてもラケットが見たくて9時まで営業している豊洲ららぽーとのXEBIOに行くことにした。

この一週間、何のラケットを買おうか、そのことで頭がいっぱいだ。今使っているボロボロのROSSIGNOLのVA300に見切りをつけてピカピカのウェポン（ラケット）を新調し、新たな気持ちでレッスンに取り組みたいという、真面目なのか不純なのかわからない理由（笑）。それに、いくらロシ一筋でも、ヤフオクで買い漁った中古ラケットばかりトッカエヒッカエしていたのでは「求道」にならない、という考えも。

閉店前ギリギリ到着。真っ先にテニス売り場へ。お目当てはFISCHERだ。アマノジャクで、周りが使っているラケットが好きになれない僕はフィッシャーに狙いを定めた。某掲示板で「フィッシャー買うならXEBIO」とあったのは本当だった。こんなにフィッシャーが置いてあるのは初めて。壮観。

1.M-PRO No.1 98

2.M-PRO No.1 105

3.BG(BLACK GRANITE) No.1 98

4.M-COMP 95

5.BG TOUR 100
6.BG RALLY 102
7.BG-CARIBUR
8.BG-SPICE

この8種。やはり気になるのはBGの旧モデルM-PRO、9990円（笑）。こんな値段なら2本は欲しくなってしまう。時間がなかったので店員さんとあまり話せなかったが、僕が伝えたのは以下のこと。

・筋力が落ちてきたのか330gぐらいのラケットが重く感じる
・それでも自称“フラット系”。ガンガン打ちたい
・今使っているVA300（105in YONEX TOUGH BRID 55lb）はいい感じ

オススメはやはりPRO系。TOURは薄くてパワー不足、COMPはスピン系、RALLYは初心者向けで飛びすぎるとのこと（7、8はレクリエーション向け？）。
「No.1は反発よりも食いつきがいいラケットですよ」
なるほど…。意味はわかるけど自分に合っているのかがよくわからん。別の訊き方をしてみる。
「105と98だとどうですか？」
「105だとスィートスポットが広くてインパクトがどうしてもぶれますからね。これから上達していくなら98をおすすめします」

これはうれしいアドバイスだった。105やまして115（XEBIOにはなかったがTWIN MOTIONなど）などのデカラケはどうも性に合わない。20代、30代の力任せのテニスは無理なのだと言い聞かせても、こういう浅墓なプライドが見え隠れしてツアー系に食指が動いてしまう。その点、No.1はその中間＝オールラウンドという気がして、今の自分には向いてそうな気がする（今のVA300もそんな感じだ）。

やっぱりNo.1かなぁ。試打しただけのM-Pro98がヤフオクで安く出ているのでそれを1本買って、あまり見ないBG（どうやら最終モデル？）を新品で1本買ったらどうだろう。帰りの電車の中でそんなことを考えた。

すごいことに気がついた。新しいラケットを買うのは24年ぶりだ。そう思うと興奮してきた（笑）。明日は休日だし、子供を映画に連れていきがてら、町田のXEBIOに行って話を聞いてこようかな。いっそ買っちゃえ！