2010年04月30日
これから病院に行ってきます
気がついたら3週間放置してた…。
先々週の金曜日、ギプスをはめて2週間経ったので、
一度外して状態を診てもらった。
くっついているとのこと。
すごい。ギプスだけで腱はくっつくなんて。
しかもたった2週間で。
それにも驚いたが、その2週間の“蛮行”で
くっつくものもくっつかないのでは?という不安があり、
それが的中しなかったことが何よりうれしかった。
この2週間、立ち歩くのは勿論のこと、
車を運転し、仕事をし、家事をし、風呂にも入り、
松葉杖をつく患者としてはまことに“破廉恥”であった。
人間の肉体の復元力、現代の医学に驚嘆せずにいられなかった。
お調子者の僕はこれに気をよくして、今日までの2週間も、
それに勝るとも劣らない“破廉恥”な日々を送ったわけだが…。
(父の見舞いで往復900kmの長距離運転までした)
でも、恐らく大丈夫。今日でギプスはとれる。
装具屋さんが来てくれて装具を作ってくれるのだ。
問題はその後だ。歩けるのか?
装具に多少体重はかけられるとのことだが…。
両足の筋力がいったいどうなっているのかさっぱりわからないのだ。
会社に出入りする業者さんに聞いたら、
知り合いの人が歩けるようになるまで1年かかったという。
(かなりお歳を召した方のようだが)
アキレス腱を切った人のリハビリ日記なども探せばあるのだろうが、
怖くてちょっと読む気にならない…。
なるように、なるさ。
今日は子供の遠足の日。昨日から弁当づくりをしていた。
今朝もういろいろ作って無事送り出すことができた。
しっかり自分の分も(笑)。
病院は1時半から。
近くまで行って車の中で食べようと思っている。
さてさてお楽しみ。後日ご報告します。
先々週の金曜日、ギプスをはめて2週間経ったので、
一度外して状態を診てもらった。
くっついているとのこと。
すごい。ギプスだけで腱はくっつくなんて。
しかもたった2週間で。
それにも驚いたが、その2週間の“蛮行”で
くっつくものもくっつかないのでは?という不安があり、
それが的中しなかったことが何よりうれしかった。
この2週間、立ち歩くのは勿論のこと、
車を運転し、仕事をし、家事をし、風呂にも入り、
松葉杖をつく患者としてはまことに“破廉恥”であった。
人間の肉体の復元力、現代の医学に驚嘆せずにいられなかった。
お調子者の僕はこれに気をよくして、今日までの2週間も、
それに勝るとも劣らない“破廉恥”な日々を送ったわけだが…。
(父の見舞いで往復900kmの長距離運転までした)
でも、恐らく大丈夫。今日でギプスはとれる。
装具屋さんが来てくれて装具を作ってくれるのだ。
問題はその後だ。歩けるのか?
装具に多少体重はかけられるとのことだが…。
両足の筋力がいったいどうなっているのかさっぱりわからないのだ。
会社に出入りする業者さんに聞いたら、
知り合いの人が歩けるようになるまで1年かかったという。
(かなりお歳を召した方のようだが)
アキレス腱を切った人のリハビリ日記なども探せばあるのだろうが、
怖くてちょっと読む気にならない…。
なるように、なるさ。
今日は子供の遠足の日。昨日から弁当づくりをしていた。
今朝もういろいろ作って無事送り出すことができた。
しっかり自分の分も(笑)。
病院は1時半から。
近くまで行って車の中で食べようと思っている。
さてさてお楽しみ。後日ご報告します。
2010年04月10日
割といい感じ…だけど
木曜、金曜と二日続けて出社した。
仕事の引継ぎはしてきたつもりだが、
あまり機能していなかった、というのが正直なところだ。
動けないかわりに電話やメールを駆使して、
僕がいない間に生じたブランクを何とか埋めることができた。
会社で仕事をしてくると、それなりに生き生きしてくる。
やはりどこか“劇場型”の人間なのかもしれない。
誰かが見ているところでパフォーマンスを発揮するのだ。
おかげでナチュラルハイ。
帰ってからもエネルギーが有り余っている。
食事の用意と後片付け、洗濯物の整理、そして翌日のおかず作り。
嫁は、今週はなぜか何もしない。僕をアテにしているのだろう。
わが嫁ながら「松葉杖の人間によく仕事が頼めるな」と思うが…。
今日も一人で留守番だ。
こんなに天気がいいのに外出できないのは残念だが、
二日仕事をしてきたから、そこそこ安定している。
来週もなるべく出勤する予定だ。
本当はこれではいけないかもしれない。
自分で自分のクビを絞めているのかもしれない。
嫁にも、会社にも、「休みたい」とは言えない。
なぜ、こんなに弱いのだろう?
もっと自分のやりたいようにすればいいと思うのだが…。
期待されるとそれに応えてしまうサガなんだろうな。
これは大きな欠点だ。これを機に直したい。
仕事の引継ぎはしてきたつもりだが、
あまり機能していなかった、というのが正直なところだ。
動けないかわりに電話やメールを駆使して、
僕がいない間に生じたブランクを何とか埋めることができた。
会社で仕事をしてくると、それなりに生き生きしてくる。
やはりどこか“劇場型”の人間なのかもしれない。
誰かが見ているところでパフォーマンスを発揮するのだ。
おかげでナチュラルハイ。
帰ってからもエネルギーが有り余っている。
食事の用意と後片付け、洗濯物の整理、そして翌日のおかず作り。
嫁は、今週はなぜか何もしない。僕をアテにしているのだろう。
わが嫁ながら「松葉杖の人間によく仕事が頼めるな」と思うが…。
今日も一人で留守番だ。
こんなに天気がいいのに外出できないのは残念だが、
二日仕事をしてきたから、そこそこ安定している。
来週もなるべく出勤する予定だ。
本当はこれではいけないかもしれない。
自分で自分のクビを絞めているのかもしれない。
嫁にも、会社にも、「休みたい」とは言えない。
なぜ、こんなに弱いのだろう?
もっと自分のやりたいようにすればいいと思うのだが…。
期待されるとそれに応えてしまうサガなんだろうな。
これは大きな欠点だ。これを機に直したい。
2010年04月07日
ちょっとしんどい…
入院は回避できたので、火曜あたりから車で出勤しようかと思っていた。
ところが月曜の夜、寝るときの足のやり場に困った。
ベッドの足元に座布団を2枚重ねてギプスを乗せるのだが、
どういう姿勢をとっても足が痛い。
朝、起きたものの頭がボーっとしている。
火曜は会社を休んで、午後まで寝ていた。
子供が帰ってきてから食事の用意。
食器を洗って、洗濯物をたたんだ。
立っているのはできないが、イスやクッションに座ってなら家事も多少はできる。
そして火曜の夜、やはり同じだった。
ふくらはぎが浮腫んでギプスに圧迫感を感じる。
この日は朝4時まで眠れなかった。
喉もガラガラとして、この上なく不快だ。
ものすごくイライラしてきた。腿から下を切りたい気分になった。
6時ぐらいからウトウトと眠り、朝9時ごろに目がさめた。
水曜も会社を休んだ。会社に電話して病院に行くことにした。
M病院に行くと「次は2週間後でしたよね?」と怪訝な顔。
「家でどうすればいいかわからなくて」と診察をお願いする。
開口一番、「動きすぎだよ、これ」。
ギプスの底面がボロボロらしい。
「なんでこんなに壊れるの? 家で何やってるの?」
「食事の用意とか洗濯とか風呂の掃除とか…」
「そんなことしたらふくらはぎが浮腫むに決まってるじゃない」
「…」
「寝るときとか気になって眠れないんでしょ?」
「はい」
「ストレスですよ。あまり昼間は動かないで。足も下に向けないこと」
「…」
「安定剤出したほうがいいね。痛み止めは?手持ちのがあるならそれ使って」
「ありがとうございます」
ズバリ、そういう診断を待っていたところがあったので助かった。
「家事をするな」ということだが、そういう訳には行かない。
子供の新学期が始まったばかりだし、やることはいくらでもある。
会社を休んでいる僕が、何もしないわけにはいかないのだ。
薬さえもらえればいい。今日はこれを飲んでさっさと寝よう。
社長の「いつ出て来られるのか?」というのも相当プレッシャーになっている。
「明日はとにかく出社します」と電話を入れた。
今日の夜次第だ。朝まで眠れれば、何とか行ける。
こういう体になったのも自業自得とはいえ、
嫁や会社からのプレッシャーに押しつぶされそうになり、
誰にも言えない状態が続いている。
会社に行けば、多少変わるかもしれない。
「日中、動くな」という先生の命令には背くことにはなるが…。
T先生、ゴメンナサイ。
ところが月曜の夜、寝るときの足のやり場に困った。
ベッドの足元に座布団を2枚重ねてギプスを乗せるのだが、
どういう姿勢をとっても足が痛い。
朝、起きたものの頭がボーっとしている。
火曜は会社を休んで、午後まで寝ていた。
子供が帰ってきてから食事の用意。
食器を洗って、洗濯物をたたんだ。
立っているのはできないが、イスやクッションに座ってなら家事も多少はできる。
そして火曜の夜、やはり同じだった。
ふくらはぎが浮腫んでギプスに圧迫感を感じる。
この日は朝4時まで眠れなかった。
喉もガラガラとして、この上なく不快だ。
ものすごくイライラしてきた。腿から下を切りたい気分になった。
6時ぐらいからウトウトと眠り、朝9時ごろに目がさめた。
水曜も会社を休んだ。会社に電話して病院に行くことにした。
M病院に行くと「次は2週間後でしたよね?」と怪訝な顔。
「家でどうすればいいかわからなくて」と診察をお願いする。
開口一番、「動きすぎだよ、これ」。
ギプスの底面がボロボロらしい。
「なんでこんなに壊れるの? 家で何やってるの?」
「食事の用意とか洗濯とか風呂の掃除とか…」
「そんなことしたらふくらはぎが浮腫むに決まってるじゃない」
「…」
「寝るときとか気になって眠れないんでしょ?」
「はい」
「ストレスですよ。あまり昼間は動かないで。足も下に向けないこと」
「…」
「安定剤出したほうがいいね。痛み止めは?手持ちのがあるならそれ使って」
「ありがとうございます」
ズバリ、そういう診断を待っていたところがあったので助かった。
「家事をするな」ということだが、そういう訳には行かない。
子供の新学期が始まったばかりだし、やることはいくらでもある。
会社を休んでいる僕が、何もしないわけにはいかないのだ。
薬さえもらえればいい。今日はこれを飲んでさっさと寝よう。
社長の「いつ出て来られるのか?」というのも相当プレッシャーになっている。
「明日はとにかく出社します」と電話を入れた。
今日の夜次第だ。朝まで眠れれば、何とか行ける。
こういう体になったのも自業自得とはいえ、
嫁や会社からのプレッシャーに押しつぶされそうになり、
誰にも言えない状態が続いている。
会社に行けば、多少変わるかもしれない。
「日中、動くな」という先生の命令には背くことにはなるが…。
T先生、ゴメンナサイ。
2010年04月03日
ラケット3本売却&1本購入
これから手術~入院かも、という時になって、
ヤフオクに出品していたラケット3点がまとめて売れてしまった。
LUMIEREが1本とVECTRISが2本。1本800円なので2400円。
もう翌日から入院のつもりだったので、
ほかの入札もまとめて早期終了して入金を待たずに発送した。
東北のリゾート施設のようだ。貸しラケットか何かだろうか?
3本も買ってくれたので1月まで使っていたVA300もオマケにつけた。
いいラケットだったがバンパーがボロボロなので惜しくはない。
実はこの時点でこの上位機種VA500がなんと500円で出品されており、これを手に入れればいいと思っていたのだ。
明日から入院するのに落札してどうする? そもそもテニスができる体じゃないのに…。
まったくバカなことばかりやってるよ(笑)。
結局入院はなしになったので、そのVA500も無事落札。
おかしいな、ロシニョールを売ってフィッシャーを買うはずだったのに…。
ほかのロシも、早いとこ売ってしまおうっと。
ヤフオクに出品していたラケット3点がまとめて売れてしまった。
LUMIEREが1本とVECTRISが2本。1本800円なので2400円。
もう翌日から入院のつもりだったので、
ほかの入札もまとめて早期終了して入金を待たずに発送した。
東北のリゾート施設のようだ。貸しラケットか何かだろうか?
3本も買ってくれたので1月まで使っていたVA300もオマケにつけた。
いいラケットだったがバンパーがボロボロなので惜しくはない。
実はこの時点でこの上位機種VA500がなんと500円で出品されており、これを手に入れればいいと思っていたのだ。
明日から入院するのに落札してどうする? そもそもテニスができる体じゃないのに…。
まったくバカなことばかりやってるよ(笑)。
結局入院はなしになったので、そのVA500も無事落札。
おかしいな、ロシニョールを売ってフィッシャーを買うはずだったのに…。
ほかのロシも、早いとこ売ってしまおうっと。
2010年04月02日
二転三転…
今回の怪我は、状況が二転三転して大変だった。
怪我の直後に搬送された大学病院で「単なる肉離れ」と誤診されて、
その3日後に行った会社近くの開業医に「アキレス腱が切れている」と言われ
翌日、紹介状を携えて最初に行った大学病院の外来に行ってみた。
(以下、その先生との会話)
「あ~、確かに切れてるね」
「やっぱり…(救急のヤブめ!)」
「アキレス腱はね。手術する方法としない方法があるんだけど」
「昨日の先生は手術しないとダメって…」
「病院によるよ。うちの大学は研究目的もあって手術しない方針なんだ」
「そ、そんな…。だって、手術した方が早く治るんですよね?」
「そうだね。ギプスだと完治まで1年かな」
「うわー。あと手術のメリットは何ですか?」
「治りが早いこと。あと再断裂の可能性は低いね」
「はぁ…。ギプスだとどんな感じですか?」
「ここのギプスは膝上で膝が曲がらないから多少つらいかもね」
「車の運転もできませんね。やっぱり手術したほうが…」
「それならよその病院でやるしかないね。紹介状書くから」
「(また紹介状か…)僕が探すんですか?」
「ここと提携しているM病院なら手術すると思うよ」
「じゃ、そこにします」
会計を済ませ、M病院に電話した。12時までに来いと言う。
その前に嫁に電話する。
車の運転も出来ず(会社に行けない)松葉杖生活が長いのは困るので、
やはり手術しよう、ということになった。ところが…。
(以下、M病院の先生との会話)
「『うちが手術する』って言ってた? ここ5年ぐらいしてないよ」
「えーっ?(まったくいい加減なことばかり言いやがって)」
「手術して入院するよりギプスのほうがいいでしょ?」
「でも車の運転とかは?」
「うちのギプスは膝下だから楽だよ。杖がとれるまで6週、その後6週は装具」
「スポーツができるようになるのは?」
「普通に歩けるのが3ヶ月後ぐらい。テニスは半年がひとつのポイントかな」
「(意外と早いな…)ほかに手術しないことのメリットは?」
「傷口の問題がないこと。昔のプロ野球選手でそれで引退早めた人もいるよ。
それと、今すぐ手術できるわけじゃない。早くても来週金曜かな」
「げ。それだと3週間になるじゃないですか(そんなに休めない!)」
「どこの病院もそうだと思うよ」
「とりあえず家族と相談してみます」
「手術してもしなくても、今はギプスしといたほうがいいからね」
「お願いします」
ギプスをはめている間、先生と世間話をした。
「手術する病院としない病院はどっちが多いですか?」
「まだ手術するほうが半分以上じゃないかな」
「手術するメリットはほかには?」
「縫い方を調節できるね。あと確かに統計的には再断裂は少ない」
「ギプスだからと言って再断裂するわけじゃない?」
「少なくともうちの患者さんで再断裂したことはないよ」
「そうですか…」
「僕の後輩で整形外科医やってる奴がテニスでアキレス腱切ってね。
そいつ、いまギプスで治療してるよ」
「そうなんですか(笑)。…わかりました、手術しないことにします」
「でしょ(笑)」
最後の話がトドメを刺した。
ギプスが固まり、座ってみる。かなり楽だ。
足首を伸ばした形なので脚の長さがかなり違っているので、
歩くのはしんどいが、足の痛みはほとんどなくなった。
最初からこうしてもらえばよかった。
あの大学病院には二度と行くものか!(松葉杖は借りてるが)
会計を済ませ、会社と嫁に電話した。
今後のことはじっくり考えよう。
しかし、最終結論が出るまで病院に4回も行ったことになる。
大学病院の2回があまりに無駄だった。治療費返せ、と言いたくなる。
アキレス腱断裂は人生で初めての経験だ。
手術&入院をしてみたいという好奇心も少しはあったが、
それはこれから年をとればいくらでも経験するだろうから今回はパス。
これからいい季節になるのにテニスができないのは悔しいが、
神様がくれた休息だと思って、じっくり養生しよう。
(テニスもジムも休会手続きをとった)
みなさんもくれぐれもご用心ください。
僕と同世代の方は特に…。
怪我の直後に搬送された大学病院で「単なる肉離れ」と誤診されて、
その3日後に行った会社近くの開業医に「アキレス腱が切れている」と言われ
翌日、紹介状を携えて最初に行った大学病院の外来に行ってみた。
(以下、その先生との会話)
「あ~、確かに切れてるね」
「やっぱり…(救急のヤブめ!)」
「アキレス腱はね。手術する方法としない方法があるんだけど」
「昨日の先生は手術しないとダメって…」
「病院によるよ。うちの大学は研究目的もあって手術しない方針なんだ」
「そ、そんな…。だって、手術した方が早く治るんですよね?」
「そうだね。ギプスだと完治まで1年かな」
「うわー。あと手術のメリットは何ですか?」
「治りが早いこと。あと再断裂の可能性は低いね」
「はぁ…。ギプスだとどんな感じですか?」
「ここのギプスは膝上で膝が曲がらないから多少つらいかもね」
「車の運転もできませんね。やっぱり手術したほうが…」
「それならよその病院でやるしかないね。紹介状書くから」
「(また紹介状か…)僕が探すんですか?」
「ここと提携しているM病院なら手術すると思うよ」
「じゃ、そこにします」
会計を済ませ、M病院に電話した。12時までに来いと言う。
その前に嫁に電話する。
車の運転も出来ず(会社に行けない)松葉杖生活が長いのは困るので、
やはり手術しよう、ということになった。ところが…。
(以下、M病院の先生との会話)
「『うちが手術する』って言ってた? ここ5年ぐらいしてないよ」
「えーっ?(まったくいい加減なことばかり言いやがって)」
「手術して入院するよりギプスのほうがいいでしょ?」
「でも車の運転とかは?」
「うちのギプスは膝下だから楽だよ。杖がとれるまで6週、その後6週は装具」
「スポーツができるようになるのは?」
「普通に歩けるのが3ヶ月後ぐらい。テニスは半年がひとつのポイントかな」
「(意外と早いな…)ほかに手術しないことのメリットは?」
「傷口の問題がないこと。昔のプロ野球選手でそれで引退早めた人もいるよ。
それと、今すぐ手術できるわけじゃない。早くても来週金曜かな」
「げ。それだと3週間になるじゃないですか(そんなに休めない!)」
「どこの病院もそうだと思うよ」
「とりあえず家族と相談してみます」
「手術してもしなくても、今はギプスしといたほうがいいからね」
「お願いします」
ギプスをはめている間、先生と世間話をした。
「手術する病院としない病院はどっちが多いですか?」
「まだ手術するほうが半分以上じゃないかな」
「手術するメリットはほかには?」
「縫い方を調節できるね。あと確かに統計的には再断裂は少ない」
「ギプスだからと言って再断裂するわけじゃない?」
「少なくともうちの患者さんで再断裂したことはないよ」
「そうですか…」
「僕の後輩で整形外科医やってる奴がテニスでアキレス腱切ってね。
そいつ、いまギプスで治療してるよ」
「そうなんですか(笑)。…わかりました、手術しないことにします」
「でしょ(笑)」
最後の話がトドメを刺した。
ギプスが固まり、座ってみる。かなり楽だ。
足首を伸ばした形なので脚の長さがかなり違っているので、
歩くのはしんどいが、足の痛みはほとんどなくなった。
最初からこうしてもらえばよかった。
あの大学病院には二度と行くものか!(松葉杖は借りてるが)
会計を済ませ、会社と嫁に電話した。
今後のことはじっくり考えよう。
しかし、最終結論が出るまで病院に4回も行ったことになる。
大学病院の2回があまりに無駄だった。治療費返せ、と言いたくなる。
アキレス腱断裂は人生で初めての経験だ。
手術&入院をしてみたいという好奇心も少しはあったが、
それはこれから年をとればいくらでも経験するだろうから今回はパス。
これからいい季節になるのにテニスができないのは悔しいが、
神様がくれた休息だと思って、じっくり養生しよう。
(テニスもジムも休会手続きをとった)
みなさんもくれぐれもご用心ください。
僕と同世代の方は特に…。
2010年04月01日
さらに反省~肉離れ+アキレス腱断裂?~
左足のむくみがあまりにひどいので、
会社近くの整形外科に行ってみた。
「うつぶせに寝てごらん」
「はい」
「ん? 肉離れだけって言った? これ切れてるよ」
「アキレス腱ですか?」
「そう。これは縫わないと無理だな」
「え~、でも『腱はしっかりしてる』って…」
「その後で切れたのかな」
「でも歩けますよ?」
「歩ける人もいるよ。うーん、これはかなり離れちゃってる。
ベッドのある病院で手術しないとダメだな」
「どれくらいかかるんですか?」
「最低でも2週間だね」
「うへ」
「どうする?紹介状書くけど今日行く?」
「今日はちょっと…」
「だろうね。じゃあ、明日でもいいよ。
術後のケアはここでもできるから」
「はぁ…」
やってしまった…。
肉離れプラスアキレス腱断裂。
放心状態で会社に戻り、上司(社長)に相談。
「しょうがないね。引継ぎしないと」
同じ部署のメンバーを集めて緊急ミーティング。
ひたすら頭を下げた。
でも少し楽しげなところもある。
手術や入院は初めてだ。
しばらく仕事を休むのも悪くないかもしれない。
ああ、でもいろんな予定がパーになった。
嫁もショックを受けている。俺を心配しているのではない。
「このクソ忙しい時期に…」と思っているのだろう。
田舎から義母を呼んだらしい。そのほうがありがたい。
明日、最初に診てもらった大学病院でちゃんと診てもらおう。
本当にアキレス腱なら手術・入院が確定する。
あ~、なぜあの日テニスをしたんだろうか…。
2010年。まったくもって愚かな春となった。
会社近くの整形外科に行ってみた。
「うつぶせに寝てごらん」
「はい」
「ん? 肉離れだけって言った? これ切れてるよ」
「アキレス腱ですか?」
「そう。これは縫わないと無理だな」
「え~、でも『腱はしっかりしてる』って…」
「その後で切れたのかな」
「でも歩けますよ?」
「歩ける人もいるよ。うーん、これはかなり離れちゃってる。
ベッドのある病院で手術しないとダメだな」
「どれくらいかかるんですか?」
「最低でも2週間だね」
「うへ」
「どうする?紹介状書くけど今日行く?」
「今日はちょっと…」
「だろうね。じゃあ、明日でもいいよ。
術後のケアはここでもできるから」
「はぁ…」
やってしまった…。
肉離れプラスアキレス腱断裂。
放心状態で会社に戻り、上司(社長)に相談。
「しょうがないね。引継ぎしないと」
同じ部署のメンバーを集めて緊急ミーティング。
ひたすら頭を下げた。
でも少し楽しげなところもある。
手術や入院は初めてだ。
しばらく仕事を休むのも悪くないかもしれない。
ああ、でもいろんな予定がパーになった。
嫁もショックを受けている。俺を心配しているのではない。
「このクソ忙しい時期に…」と思っているのだろう。
田舎から義母を呼んだらしい。そのほうがありがたい。
明日、最初に診てもらった大学病院でちゃんと診てもらおう。
本当にアキレス腱なら手術・入院が確定する。
あ~、なぜあの日テニスをしたんだろうか…。
2010年。まったくもって愚かな春となった。