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ある意味、テニス求道。 2009年7月、20数年に及ぶ我流からの脱却を図るべくテニス再入門。にもかかわらず、技術修得よりも道具やらスタイルやら、不埒な方向へ関心が向いてしまう不良ビギナーです。テニスをめぐる“偏愛”をこのブログで発散して、本来の求道(ぐどう)を歩みたいという魂胆。

ひと月半ぶりの通院

今日から復帰します。
(更新頻度は徐々に上げていきます)

今日、7月中旬以来1ヵ月半ぶりに病院に行った。
本当はお盆明け頃に一度様子をみてもらうはずだったが、
この夏は文字通り“大変”な夏で病院どころではなかった。

忙しくしていたが、アキレス腱部分の痛みもあって、
会社近くの整形外科に診てもらったりはあったが、
やはり主治医の先生の所見が聞きたい。
今日やっと、行く時間がとれた次第。

医「(ふくらはぎを触って)だいぶついてきましたね」
僕「肉離れの痛みはほぼ消えましたね。アキレス腱のほうは?」
医「切ったの3月末だから受傷後5ヵ月か。いいんじゃないの?」
僕「よかった…」
医「日常生活でどれぐらい復帰した感じ?」
僕「8~9割ですかね」
医「そうだね。つま先立ちはできるの?」
僕「最近やってないけど…(立ってやってみる)。あ、意外とできますね」
医「へぇ。けっこう上がるね」
僕「これがもっと上がるといいんですけど…」
医「そうだね」
僕「どんな感じですか?」
医「意外と大丈夫なんで安心した。長く来ない人はダメな場合が多いんだよね」
僕「合格、ってことですね(笑)」
医「もう軽いジョギングとかいいんじゃないかな」
僕「本当ですか?(ガッツポーズ)」
医「ストップ&ダッシュも大丈夫だよ。いきなりはダメだけどね」
僕「準備してやるぶんにはいい?」
医「そう」
僕「ただ、バスを降りる時とか地面に足をつける時にピキっと痛みが…」
医「うーん、多少は痛むかな」
僕「心配ないんですか?」
医「痛みだからねぇ。ないわけじゃないけど、そのうち痛くなくなると思うよ」
僕「筋力をつければ徐々に?」
医「そうだね」
僕「(恐る恐る)テニスはいつ頃から?」
医「あと1ヵ月ぐらいで始められるよ」
僕「本当ですか?(狂喜!)」
医「ただしゆっくりね。あと、必ず上手い人とやること。下手な人だと振られるでしょ?」
僕「なるほど(笑)」
医「とにかく筋トレを続けて、筋肉を戻すようにしないと」
僕「はい」
医「いずれにしろ、5ヵ月にしては順調です」
僕「次はいつ来れば?」
医「6ヶ月をひとつの目安に、診ておきたいんだよね」
僕「じゃあ、来月の今頃ということで」
医「そうですね。お大事に」
僕「ありがとうございました!」

…ということでテニス再開のスケジュールが見えてきた!
正直、まだ腱は硬い。もっとストレッチをしないとしなやかにならない。
倶楽部のほうは、さすがに10月から復帰というわけにいかないから
11月を目標に、しばらく筋トレを続けよう。

上半身の筋肉が落ちてきたのも気になり、
先週から毎晩鉄アレイで鍛え始めている。
(腹を引っ込めたいこともあるのだが)
4kgのアレイを持ってそれぞれ30回を2セットずつ。
今日はそれにつま先立ちのメニューを追加した。

駅の階段も、なるべくエスカレーターを使わず、
階段をつま先立ちで昇り降りをしている。
回復のスピードは遅々としているが、地道に続けよう。
ラケットを手にコートに立っている自分をイメージして。

とにかく復帰の目処が立ったことを素直に喜びたい。
明日からまた頑張ろう。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 22:53 | コメント(1)| トラックバック(0)

一年で一番楽しみなシーズン

今日はどこもオランダ戦の話でもちきりだったのでは?
強豪オランダ相手に1-0は「大健闘」と言いたいけど、
後半、同点機が何度かあっただけに悔しさも大きい。
オランダ相手に敗戦を悔しがれるところが今大会の醍醐味かもしれない。
いずれにしろ、楽しみが増えたW杯となった。


さて、今日は通院日だった。

もう何度目の通院かわからないくらい通っている。
ほんとうは先週行くはずだったのだけど、
主治医の先生が来る月水金がどうしても休めず、
3週間開けての通院となった。

今日はコルセットのパッドを1枚はがして
足首の角度がさらに直角に近づいた。
腱のほうは順調だが筋肉の衰えが目立つようだ。
切れた部分や筋肉との境目など、
本来は筋肉があって柔らかいはずが、
腱がめだって硬くなっている。
筋肉を元に戻せるほどのリハビリはまだ先なので、
今はとにかく足の指先や足首のストレッチに専念。

先生いわく、パッドを2枚はがしたいところを
1枚にとどめておいたので1週間後に来るようにとのこと。
「もう食事のときや寝るときはコルセット外してもいいですよ」
「あ、そうですか。それはよかった」
…と装いつつ、コルセットはずいぶん前から
ちょくちょく外している(笑)。
とにかく先生の言うことを守らない、ダメな患者なのだ。

先週はFISCHERのラケットバッグが届いた(500円なり)。
これから増えるであろう(?)FISCHERラケットの収納に使う予定。

fischer_bag

ラケットバッグはこれで3つ目だ。
ル・コック、ロシニョール、そしてフィッシャー。
(それぞれのバッグに同ブランドのラケットを数本入れている)
そのうちプロケネックスも買ったりして(笑)。

いい加減、買い物もやめないとなー。
ウィンブルドンも始まるし、全英オープンゴルフもある。
国を挙げて熱狂しているW杯も含め、
6月から7月にかけてのこの時期は、
スポーツ観戦には最も楽しみなシーズンである。
(プロ野球のオールスターは昔ほど楽しみではなくなった)

おっと、大相撲の名古屋場所を忘れちゃいけない。
開催されればの話だけどね(笑)。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 01:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

ギプスが外れたものの…

かえって大儀になってしまった。

連休前に型をとったコルセットに付け替えたのだけど、
ギプスとは感覚がまったく違うので、
どうやって体重移動をすればいいのかわからない。

ベルトで3箇所ほど留めるのだが、結構ぐらつくので
左足はかなり不安定になり、いきおい倒れかねない。
怖くて歩けない。いや、そもそも歩けないのだ。
歩くどころか立つことすらままならない。
(靴屋でコルセットごと履ける大きいサイズの靴を買った。1980円なり)

コルセット

ギプスをとった左足は見事にやつれ、
こんな脚じゃ僕の体重を支えきれるはずがない。
足首をガッチリ固定していたので、
歩くための運動機能は完全に消失してしまっている。
まずは足を意思のままに動かすリハビリをしないといけない。

先生から勧められたリハビリは3つ。
まず、左足を宙に浮かせて甲をグッと伸ばす。
(反対は絶対ダメ。また断裂する)
それから床にタオルを置き、指でタオルを集める練習。
そして横になって足を浮かす(大腿筋のトレーニング)。

その次は机などに手をついて背伸びをするのだとか。
それは次回の診察(2週間後)が終わってからだ。

コルセットは自由に外せるので、今日は1ヵ月半ぶりに風呂に入った。
(今までは左脚をビニール袋に入れてシャワー)
少々粉を吹いていた左足をゴシゴシと洗ってやった。
ゆっくりと風呂に漬かる。極楽だ~。
左足をさすると、お湯の中でさらにポロポロと垢が落ちる(笑)。
童話「ちからたろう」の最初の姿、こんびたろう
(おじいさんとおばあさんの垢を集めて作った人形)を思い出した。
ツルツルになった。精神的にもリセットできたような気がする。

こんな状態でいつになったら歩けるのだろう。
松葉杖も今は返却せず、しばらく使うことにした。
電車通勤もままならず、明日からまたしばらく車通勤だ。
(電車より楽なのでそれはいいのだが)

しかし、肝心の腱は確実につながっている。
あとは僕のリハビリ次第で、立ち、歩き、走り、テニスができるのだ。
グチグチ言ってないで、リハビリに努めよう。
一日も早くコートに復帰するために。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 00:32 | コメント(2)| トラックバック(0)

いよいよ明日

ギプスがとれる。
今度こそ。今回は間違いない。

前回(4/30)はコルセット技術者に型を取られただけで
3個目のギプスでまたもガチガチに固められ、
しかも次回(コルセット装着)は5/17とかなり先になったため、
自分の早とちりに落ち込んでしまったが、それも明日で帳消しだ。
1ヶ月半に及ぶギプス生活から解放されるのは本当にうれしい。

コルセット代は保険が利くが、明日は立替払いをしないといけない。
57000円。高い…。3割負担だからそれでも17000円だ。
帰りに大学病院に寄って松葉杖を返すことになるのだが、
預かり金(1万円)の精算をする。これもいくらになるんだろう?
(この大学病院の腱断裂見逃しをどうしてくれよう。まだ決めかねている)

明日は診断書もできる予定だ。これを僕が入っている保険会社に送れば、
腱断裂の見舞金のほかに30日以上要介護状態に対する見舞金も支給されることになっている。
テニス倶楽部でのスポーツ保険ですべての治療費が戻ってくるほかに見舞金が下りるわけだ。
そうなればかなり楽になる(今までけっこう出費が嵩んでいる)。

お金のことはともかく、明日からのコルセット生活には若干の不安がある。
ギプスなら二次災害の可能性はほとんどないが、
コルセットは足首もやや動くので事故や再断裂が怖い。
その他、いったいどういう生活が待ち受けているのだろう?

杖は本当にとれるのだろうか?
電車には乗れるのだろうか?
そもそも歩けるのか?

先生からは足を上げるなどのリハビリを勧められていたが、
無精者の僕はそれをほとんどやってこなかった。
寧ろギプスでも普段のように動き、ビッコを引きながらあちこち出歩いてきたので
コルセットになったところであまり変わらないのでは?というのが正直な気持ちだ。
あまり深刻に考えていない。なるようになるさ。

今回のギプスは中がグジャグジャになって気持ち悪い。
(僕の田舎の言葉で「いづい」というやつだ)
ヒール付のため靴下が履けず、ギプスの先から出ている5本指は真っ黒だ。
明日コルセットになったら、真っ先に左足を丁寧に洗いたい。

明日は近所の銭湯(実は天然温泉)にでも行こうかなぁ。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 23:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

これから病院に行ってきます

気がついたら3週間放置してた…。

先々週の金曜日、ギプスをはめて2週間経ったので、
一度外して状態を診てもらった。

くっついているとのこと。

すごい。ギプスだけで腱はくっつくなんて。
しかもたった2週間で。

それにも驚いたが、その2週間の“蛮行”で
くっつくものもくっつかないのでは?という不安があり、
それが的中しなかったことが何よりうれしかった。

この2週間、立ち歩くのは勿論のこと、
車を運転し、仕事をし、家事をし、風呂にも入り、
松葉杖をつく患者としてはまことに“破廉恥”であった。

人間の肉体の復元力、現代の医学に驚嘆せずにいられなかった。
お調子者の僕はこれに気をよくして、今日までの2週間も、
それに勝るとも劣らない“破廉恥”な日々を送ったわけだが…。
(父の見舞いで往復900kmの長距離運転までした)

でも、恐らく大丈夫。今日でギプスはとれる。
装具屋さんが来てくれて装具を作ってくれるのだ。

問題はその後だ。歩けるのか?
装具に多少体重はかけられるとのことだが…。
両足の筋力がいったいどうなっているのかさっぱりわからないのだ。

会社に出入りする業者さんに聞いたら、
知り合いの人が歩けるようになるまで1年かかったという。
(かなりお歳を召した方のようだが)
アキレス腱を切った人のリハビリ日記なども探せばあるのだろうが、
怖くてちょっと読む気にならない…。

なるように、なるさ。

今日は子供の遠足の日。昨日から弁当づくりをしていた。
今朝もういろいろ作って無事送り出すことができた。
しっかり自分の分も(笑)。

病院は1時半から。
近くまで行って車の中で食べようと思っている。

さてさてお楽しみ。後日ご報告します。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 08:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

ちょっとしんどい…

入院は回避できたので、火曜あたりから車で出勤しようかと思っていた。
ところが月曜の夜、寝るときの足のやり場に困った。
ベッドの足元に座布団を2枚重ねてギプスを乗せるのだが、
どういう姿勢をとっても足が痛い。
朝、起きたものの頭がボーっとしている。
火曜は会社を休んで、午後まで寝ていた。

子供が帰ってきてから食事の用意。
食器を洗って、洗濯物をたたんだ。
立っているのはできないが、イスやクッションに座ってなら家事も多少はできる。

そして火曜の夜、やはり同じだった。
ふくらはぎが浮腫んでギプスに圧迫感を感じる。
この日は朝4時まで眠れなかった。
喉もガラガラとして、この上なく不快だ。
ものすごくイライラしてきた。腿から下を切りたい気分になった。
6時ぐらいからウトウトと眠り、朝9時ごろに目がさめた。
水曜も会社を休んだ。会社に電話して病院に行くことにした。

M病院に行くと「次は2週間後でしたよね?」と怪訝な顔。
「家でどうすればいいかわからなくて」と診察をお願いする。

開口一番、「動きすぎだよ、これ」。
ギプスの底面がボロボロらしい。
「なんでこんなに壊れるの? 家で何やってるの?」
「食事の用意とか洗濯とか風呂の掃除とか…」
「そんなことしたらふくらはぎが浮腫むに決まってるじゃない」
「…」
「寝るときとか気になって眠れないんでしょ?」
「はい」
「ストレスですよ。あまり昼間は動かないで。足も下に向けないこと」
「…」
「安定剤出したほうがいいね。痛み止めは?手持ちのがあるならそれ使って」
「ありがとうございます」

ズバリ、そういう診断を待っていたところがあったので助かった。
「家事をするな」ということだが、そういう訳には行かない。
子供の新学期が始まったばかりだし、やることはいくらでもある。
会社を休んでいる僕が、何もしないわけにはいかないのだ。
薬さえもらえればいい。今日はこれを飲んでさっさと寝よう。

社長の「いつ出て来られるのか?」というのも相当プレッシャーになっている。
「明日はとにかく出社します」と電話を入れた。

今日の夜次第だ。朝まで眠れれば、何とか行ける。
こういう体になったのも自業自得とはいえ、
嫁や会社からのプレッシャーに押しつぶされそうになり、
誰にも言えない状態が続いている。
会社に行けば、多少変わるかもしれない。
「日中、動くな」という先生の命令には背くことにはなるが…。

T先生、ゴメンナサイ。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 23:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

二転三転…

今回の怪我は、状況が二転三転して大変だった。

怪我の直後に搬送された大学病院で「単なる肉離れ」と誤診されて、
その3日後に行った会社近くの開業医に「アキレス腱が切れている」と言われ
翌日、紹介状を携えて最初に行った大学病院の外来に行ってみた。
(以下、その先生との会話)

「あ~、確かに切れてるね」
「やっぱり…(救急のヤブめ!)」
「アキレス腱はね。手術する方法としない方法があるんだけど」
「昨日の先生は手術しないとダメって…」
「病院によるよ。うちの大学は研究目的もあって手術しない方針なんだ」
「そ、そんな…。だって、手術した方が早く治るんですよね?」
「そうだね。ギプスだと完治まで1年かな」
「うわー。あと手術のメリットは何ですか?」
「治りが早いこと。あと再断裂の可能性は低いね」
「はぁ…。ギプスだとどんな感じですか?」
「ここのギプスは膝上で膝が曲がらないから多少つらいかもね」
「車の運転もできませんね。やっぱり手術したほうが…」
「それならよその病院でやるしかないね。紹介状書くから」
「(また紹介状か…)僕が探すんですか?」
「ここと提携しているM病院なら手術すると思うよ」
「じゃ、そこにします」

会計を済ませ、M病院に電話した。12時までに来いと言う。
その前に嫁に電話する。
車の運転も出来ず(会社に行けない)松葉杖生活が長いのは困るので、
やはり手術しよう、ということになった。ところが…。
(以下、M病院の先生との会話)

「『うちが手術する』って言ってた? ここ5年ぐらいしてないよ」
「えーっ?(まったくいい加減なことばかり言いやがって)」
「手術して入院するよりギプスのほうがいいでしょ?」
「でも車の運転とかは?」
「うちのギプスは膝下だから楽だよ。杖がとれるまで6週、その後6週は装具」
「スポーツができるようになるのは?」
「普通に歩けるのが3ヶ月後ぐらい。テニスは半年がひとつのポイントかな」
「(意外と早いな…)ほかに手術しないことのメリットは?」
「傷口の問題がないこと。昔のプロ野球選手でそれで引退早めた人もいるよ。
それと、今すぐ手術できるわけじゃない。早くても来週金曜かな」
「げ。それだと3週間になるじゃないですか(そんなに休めない!)」
「どこの病院もそうだと思うよ」
「とりあえず家族と相談してみます」
「手術してもしなくても、今はギプスしといたほうがいいからね」
「お願いします」

ギプスをはめている間、先生と世間話をした。

「手術する病院としない病院はどっちが多いですか?」
「まだ手術するほうが半分以上じゃないかな」
「手術するメリットはほかには?」
「縫い方を調節できるね。あと確かに統計的には再断裂は少ない」
「ギプスだからと言って再断裂するわけじゃない?」
「少なくともうちの患者さんで再断裂したことはないよ」
「そうですか…」
「僕の後輩で整形外科医やってる奴がテニスでアキレス腱切ってね。
そいつ、いまギプスで治療してるよ」
「そうなんですか(笑)。…わかりました、手術しないことにします」
「でしょ(笑)」

最後の話がトドメを刺した。
ギプスが固まり、座ってみる。かなり楽だ。
足首を伸ばした形なので脚の長さがかなり違っているので、
歩くのはしんどいが、足の痛みはほとんどなくなった。

ギプス

最初からこうしてもらえばよかった。
あの大学病院には二度と行くものか!(松葉杖は借りてるが)
会計を済ませ、会社と嫁に電話した。
今後のことはじっくり考えよう。

しかし、最終結論が出るまで病院に4回も行ったことになる。
大学病院の2回があまりに無駄だった。治療費返せ、と言いたくなる。

アキレス腱断裂は人生で初めての経験だ。
手術&入院をしてみたいという好奇心も少しはあったが、
それはこれから年をとればいくらでも経験するだろうから今回はパス。
これからいい季節になるのにテニスができないのは悔しいが、
神様がくれた休息だと思って、じっくり養生しよう。
(テニスもジムも休会手続きをとった)

みなさんもくれぐれもご用心ください。
僕と同世代の方は特に…。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 19:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

さらに反省~肉離れ+アキレス腱断裂?~

左足のむくみがあまりにひどいので、
会社近くの整形外科に行ってみた。

「うつぶせに寝てごらん」
「はい」
「ん? 肉離れだけって言った? これ切れてるよ」
「アキレス腱ですか?」
「そう。これは縫わないと無理だな」
「え~、でも『腱はしっかりしてる』って…」
「その後で切れたのかな」
「でも歩けますよ?」
「歩ける人もいるよ。うーん、これはかなり離れちゃってる。
ベッドのある病院で手術しないとダメだな」
「どれくらいかかるんですか?」
「最低でも2週間だね」
「うへ」
「どうする?紹介状書くけど今日行く?」
「今日はちょっと…」
「だろうね。じゃあ、明日でもいいよ。
術後のケアはここでもできるから」
「はぁ…」

やってしまった…。
肉離れプラスアキレス腱断裂。

放心状態で会社に戻り、上司(社長)に相談。
「しょうがないね。引継ぎしないと」
同じ部署のメンバーを集めて緊急ミーティング。
ひたすら頭を下げた。

でも少し楽しげなところもある。
手術や入院は初めてだ。
しばらく仕事を休むのも悪くないかもしれない。
ああ、でもいろんな予定がパーになった。
嫁もショックを受けている。俺を心配しているのではない。
「このクソ忙しい時期に…」と思っているのだろう。
田舎から義母を呼んだらしい。そのほうがありがたい。

明日、最初に診てもらった大学病院でちゃんと診てもらおう。
本当にアキレス腱なら手術・入院が確定する。
あ~、なぜあの日テニスをしたんだろうか…。

2010年。まったくもって愚かな春となった。
故障治療求道 | 投稿者 ノア 22:03 | コメント(0)| トラックバック(0)
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